アンリツ、ハードウェア障害時にも通信を継続する帯域制御装置

アンリツは、帯域制御装置「PureFlow GS1」シリーズに「PureFlowR GS1-FB/GS1-GB」の2機種を追加した。ハードウェア障害時にも通信を継続できるバイパス接続機能を搭載し、不足の事態でも通信を継続できる。

» 2006年02月02日 15時27分 公開
[ITmedia]

 アンリツは2月1日、帯域制御装置「PureFlow GS1」シリーズに「PureFlowR GS1-FB/GS1-GB」の2機種を追加した。

 VoIP、VODといったリアルタイム性の高いストリーミングアプリケーションに適した帯域制御装置。バーストトラフィックを平滑化処理し、最適なパケット配信間隔でデータ転送を行う。電源やハードウェア障害時にも通信を継続できるバイパス接続機能を搭載し、不足の事態が発生しても通信を継続できるとしている。

 階層化によるシェーピング機能により、1kbps単位で拠点単位やユーザーグループごとにアプリケーションの通信品質を確保することが可能。VLANや、レイヤ2ベースのQoS技術CoS(Class of Service)、レイヤ3ベースのToS(Type of Service)、トラフィッククラス(IPv6)を利用した制御も行え、WANサービスが提供するQoSオプションと併用した設定もできる。

 幅212mm×高さ55mm×奥行き375.5mmと小型で、専用のラックマウントキットにより、2台を並べて19インチラックに設置できるのも特徴だ。

 GS1-FB/GS1-GBの2機種は、それぞれ100Mbps、1Gbps回線に対応している。価格はGS1-FBが90万円、GS1-GBが180万円。

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