三井住友銀リースが「PeopleSoft セールス」導入で営業効率をアップへ

日本ピープルソフトは2月2日、三井住友銀リースがPeopleSoft Enterprise セールスを導入し、営業業務の効率化を推進していることを明らかにした。

» 2006年02月03日 17時25分 公開
[ITmedia]

 日本ピープルソフトは2月2日、三井住友銀リースがPeopleSoft Enterprise セールスを導入し、営業業務の効率化を推進していることを明らかにした。PeopleSoftセールスは、ピープルソフトのPeopleSoft Enterprise CRM製品群の中のSFA(セールス フォースオートメーション)モジュールだ。

 三井住友銀リースは、大規模な設備投資から情報機器などの身近な設備まで幅広く業務を展開する総合リース会社。同社は今後、システムのモバイル対応や基幹システムとの連携によるデータ分析により、経営における意思決定にかかる時間を短縮し、情報システムをベースにした経営戦略の立案体制をさらに強化する。

 これまで、同社は、市場のニーズに応じたオーダーメイドのリースソリューションを提供してきた。その中で、営業員がコア業務である商談に注力し、市場ニーズの変化にスピーディーに対応できる体制の整備が急務の課題となっていたという。

 それを解決するために、同社では、営業員の事務処理に掛かる時間の短縮化や、営業情報の共有化、さらに、意思決定のスピード化を促進するシステムの構築を検討していた。

 システム構築に当たっては、短期間で導入できる複数の包括的なERPパッケージを、業務面とシステム面、さらには運用面から比較し、自社の定義した要件に適合するかどうかを分析したという。その結果、総合的な評価が高かったことに加え、ベンダーとしての将来性、ユーザーインタフェースの見やすさ、特に、営業担当者の使い勝手がよかったことが決め手になり、今回の製品導入に至ったとしている。

 導入の結果として、営業員の業務が大幅に効率化されたという。具体的には、事務処理負担が軽減、空いた時間を営業の提案時間に充当することが可能になったとしている。また、従来は紙ベースで管理されていた各種営業情報を一元管理できるようになったことにより、営業活動をリアルタイムに可視化できるようになり、意思決定の迅速化が実現したとしている。

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