日本テレコム、ネットマークスが法人向けNI会社を設立

日本テレコムとネットマークスは、法人向けのネットワーク設計・構築を専業とするネットワークインテグレーターの新会社を共同出資で設立する。4月より事業を開始する予定。

[ITmedia]

　日本テレコムとネットマークスは共同出資で法人向けにネットワーク構築を行う新会社「日本テレコムネットワークシステムズ」を設立する。資本金は3億円、出資比率は2006年4月1日営業開始時点で日本テレコムが66％、ネットマークスが34％。従業員数は技術者を中心に55人（日本テレコムから35名、ネットマークスから20名）になる予定。2006年度の売上目標は60億円。

　2月上旬に日本テレコムが日本テレコムネットワークシステムズを設立して、同月中にプレ営業を開始。そこにネットマークスが3月中に出資することになる。

　ユーザー企業の拠点内でLAN構築の案件がある場合に、日本テレコムがこれまで行ってきた要件定義や設計、構築業務などを日本テレコムネットワークシステムズに委託、WANサービスやICTサービス（機能提供型サービス）に関するノウハウを提供し、また、ネットマークス側はネットワークシステムズに対して、同社の得意とするネットワークセキュリティやストレージネットワークに関わる技術支援を行う。

　両社はそれぞれの強みを融合・相互補完した新会社と連携を図り、ソリューションの提案からユーザー事業拠点内のネットワーク設計、構築、保守まで一貫したサービスを提供するという。