サン、AMD Opteron搭載「Sun Ultra 40 Workstation」でグラフィックハイエンドへ

AMD Opteron 246から280まで搭載可能なワークステーションをサンが3月上旬から発売。グラフィック性能と開発環境、グリッド環境を持ち備える。

» 2006年02月08日 12時01分 公開
[ITmedia]

 モデルクラス最高の演算性能とグラフィックス性能を誇るハイエンドワークステーション「Sun Ultra 40 Workstation」がサン・マイクロシステムズから発表された。3月上旬からの出荷、価格は28万9000円から。

 Sun Ultra 40 Workstationは、シングルコアまたはデュアルコアAMD Opteron 200シリーズ(「246」2.0GHz、「250」2.4GHz、「254」2.8GHz、デュアルコア「275」2.2GHz、「280」2.4GHz)のプロセッサを最大2個搭載可能なタワー型ワークステーション。メモリは、最大16Gバイトまで搭載が可能(1プロセッサ構成時は最大8Gバイト)。

 また、タワー型の特性を生かし、最大4台のハードディスクドライブを内蔵でき、500Gバイトディスク使用で最大2Tバイトの搭載が可能としている。

 拡張スロットは、PCI-Express×16が2つ、PCI-Express×4が2つ、PCIスロットが2つとなっている。

 なお、OSにはSolaris 10(Red Hat Enterprise Linux、SUSE LINUX Enterprise Server、Windows XP Professionalも選択可能)、ソフトウェア開発環境「Sun Studio 11」、「Sun Java Studio Creator」、「Sun Java Studio Enterprise 8」が付属する。さらに「Sun N1 Grid Engine」のライセンスも付属している。これにより、高度な開発環境とグリッド環境を構築することもでき、コストパフォーマンスに優れることを特徴としている。

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