J2EE、.NET Framework対応のアプリケーションパフォーマンス管理ソフト「Symantec i3 7.5」が日本語版で4月に出荷予定。
米Symantecは、Webアプリケーションパフォーマンス管理ソフトウェア「Symantec i3 7.5」を発表した。この製品は、旧称VERITAS i3と呼ばれていたもの。
Symantec i3 7.5は、アプリケーションのパフォーマンス上問題検出、原因分析を始め、.NETアプリケーション対応やJ2EEプラットフォームのプロアクティブな管理を可能としている。
「エンタープライズアプリケーションの最適なパフォーマンスを維持することは、今日の企業にとってビジネスクリティカルな取り組みとなっています。Symantec i3 7.5のような包括的なアプリケーションパフォーマンス管理ソリューションを利用することで、企業はアプリケーションインフラストラクチャに潜んでいるボトルネックを素早く検出し、解消することができ、業務効率の改善とコストの削減を図ることができます」(エンタープライズストラテジーグループ、ブライアン・バビノー氏)
J2EEアプリケーションのパフォーマンス管理としてSymantec i3 7.5は、「Symantec i3 for J2EE」を提供する。
IBM WebSphere Portal Server、BEA WebLogic Portal Server向けにポータルサーバ管理機能を用意し、ポートレットのパフォーマンスの時間経過による変化を監視可能。これにより、応答時間を表示することで問題検出が迅速にできるものとしている。
また、カスタマイズ可能なダッシュボード機能は、J2EEパフォーマンスを監視するユーザーニーズによってインタフェースを変化させることが可能。特定の分野に限定することで情報を制御することができる。
一方、「Symantec i3 for.NET」では、.NETアプリケーションのアプリケーションパフォーマンス管理が可能。開発、テスト、実稼働のそれぞれのフェーズで最適化ができるもの。.NETアプリケーションや、Webサービス、ASP.NET、ADO.NETなど、データベース層やほかのアプリケーション層と.NETとの相関関係についても調査することができる。
なお、Symantec i3 7.5の英語版は2月24日から出荷、日本語版の出荷は2006年4月を予定している。
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