HPの第1四半期(11〜1月期)決算は、純利益が前年比30%増の12億ドルとなった。「取り組みの成果が表れ始めている」とハードCEO。
米Hewlett-Packard(HP)が2月15日発表した同社第1四半期(11〜1月期)決算は、売上高が前年同期比6%増の227億ドル、純利益は同30%増の12億ドル(1株当たり42セント)となった。
部門別ではパーソナルシステムズ部門が前年同期比8%の増収で出荷台数は16%の伸び。デスクトップ収入が1%増にとどまったのに対し、ノートPC収入は26%増えた。
イメージング/プリンティング部門の売り上げは8%増、エンタープライズストレージ/サーバ部門は5%増、ソフト部門は29%増加。サービス部門は2%の減収、金融サービス部門も11%減収となっている。
第2四半期は売上高が224億〜226億ドル、1株利益は43〜45セントを見込んでいる。2006年度通期では売上高が900億〜910億ドル、1株利益は1.72〜1.77ドルの予想。
マーク・ハードCEOは「大部分の事業と地域で成長のバランスが取れ、キャッシュフローは堅調でコスト抑制にも努めた。今後も懸命な努力が必要だが、取り組みの成果は表れ始めている」とコメントしている。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.