リコー、ウイルスバスターをASP形式で提供する中小企業向けサービス

リコーはトレンドマイクロと提携を結び、ASP型のウイルス対策サービスとオンサイトでの導入支援を組み合わせた「マネージドウイルスバスター」を提供する。

» 2006年02月20日 20時47分 公開
[ITmedia]

 リコーは2月20日、トレンドマイクロと提携を結び、ASP型のウイルス対策サービスにオンサイトでの導入設定支援サービスを組み合わせた中小事業所向けのサービス、「マネージドウイルスバスター」を提供することを発表した。

 マネージドウイルスバスターは、リコーのITインテグレーション/マネージドサービス「ITKeeper」の1メニューとして提供される。トレンドマイクロの企業向けウイルス対策ソフト「ウイルスバスター コーポレートエディション」をASP形式で提供し、さらに導入、設定作業を支援することにより、専任の担当者を置く余裕のない中小企業でのセキュリティ対策を支援する。

 サービス利用に当たっては、ASPサービス専用モジュール「MIエージェント」とウイルスバスターコーポレート エディションをクライアントPCにインストールすることになるが、その作業をリコーテクノシステムズのカスタマエンジニアが支援する。MIエージェントはリコーの監視センターと連携し、24時間365日体制で不正プログラムやスパイウェアの駆除と復旧、パーソナルファイアウォール機能などを提供する。パターンファイルをリアルタイムに更新でき、手間を掛けることなく対策を実施できる点が特徴だ。

 マネージドウイルスバスターの価格は、5クライアントの場合で1クライアント当たり年額1万3000円から。2月28日より販売を開始し、今後2年間で15万クライアントの獲得を目指すという。

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