ネットケア、日本HPやシスコとともにIPコンタクトセンターの構築サービス

ネットケアは4月より、シスコシステムズおよび日本HPと協力し、VoIP技術を活用したIPコンタクトセンターの構築/インテグレーションサービスを提供する。

» 2006年02月22日 17時09分 公開
[ITmedia]

 IIJグループのネットケアは2月22日、シスコシステムズおよび日本ヒューレット・パッカードと協力し、VoIP技術を活用したIPコンタクトセンターの構築/インテグレーションサービスを提供することを発表した。

 ネットケアは、コンタクトセンターやネットワークの運用アウトソーシング事業を展開している。自身も、シスコシステムズの「Cisco IP Contact Center Enterprise Edition」(Cisco IPCC)を採用し、日本HPとともに全国5拠点150席すべての施設をIP化し、IPコンタクトセンターを実現した。

 今回のサービスではそのノウハウを生かし、IPコンタクトセンターの導入、設計、構築から運用にまたがる一貫したインテグレーションサービスを提供する。PBXを用いた従来型のコンタクトセンターから、Cisco IPCCやCTI技術を活用したIPコンタクトセンターに移行することにより、コストの削減のみならず、迅速な拠点展開や人員配置の最適化、ひいては顧客満足度の向上につなげられるとしている。

 ネットケアでは4月よりサービスを提供し、2006年度に2億円、今後5年間で合計10億円の受注を目指す。またIIJグループ全体としても、IIJのネットワーク構築におけるノウハウを組み合わせ、コンタクトセンター市場のIP化に積極的に取り組んでいくという。

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