日本ユニシス、自社の開発ノウハウをVisual Studio 2005に適用

日本ユニシスは.NET環境向けの独自開発手法「LUCINA for .NET」をマイクロソフトの「Visual Studio 2005 Team System」に対応させる。

» 2006年02月23日 16時39分 公開
[ITmedia]

 日本ユニシスは、.NET環境向けの独自開発手法「LUCINA for .NET」をマイクロソフトのソフトウェア開発環境「Visual Studio 2005 Team System」に対応させ、同社の展開する開発プロジェクトに適用すると発表した。また、今後リリース予定のプロジェクト開発用サーバソフト「Visual Studio 2005 Team Foundation Server」(VS 2005 TFS)にも順次対応させるとしている。

 LUCINA for .NETは、日本ユニシスが立ち上げた.NET Framework開発専任部隊が蓄積する開発ノウハウを体系化したコンポーネント指向の開発手法。2002年の提供開始から現在までに約100社で導入された。

 LUCINA for .NETのVS 2005 Team System対応においては、アプリケーションの開発生産性や品質の向上を目的に、VS 2005 TFSの最新技術を最大限に活用できるソフトウェアアーキテクチャを新規に策定した。また、VS 2005 TFSが提供するライフサイクル管理機能に基づく開発プロセスをLUCINA for .NETで定義し、システムへの適用を自動化した開発プロセスを採用することにより、プロジェクトを効率よく管理できるようになる。

 同時に、日本ユニシスグループでシステムサービス事業を行う日本ユニシス・ソリューションでは、MSDN Subscriptionライセンスの包括契約をマイクロソフトと結び、LUCINA for .NETを基盤とした開発環境の標準化を進める。

 日本ユニシスは、今後3年間で約200社へのLUCINA for .NETの提供を目指す。

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