NEC、米WilyのWebアプリケーション性能監視ソフトを販売

NECは米Wily Technologyと販売代理店契約を結び、同社のWebアプリケーション性能監視ソフト「Wily Introscope」の販売を開始した。

» 2006年02月28日 20時35分 公開
[ITmedia]

 NECは2月28日、米Wily Technologyと販売代理店契約を結び、同社のWebアプリケーション性能監視ソフト「Wily Introscope」を販売することを発表した。

 米Wily Technologyは、エンタープライズ向けのアプリケーション性能監視/管理ツール、Wily Introscopeを提供するベンダー。2006年1月には、米CAによる買収が明らかにされている(関連記事)

 Wily Introscopeの特徴は、Java EEを利用して開発されたWebアプリケーションの処理性能劣化や障害の発生をリアルタイムに検出、診断できること。また、Webアプリケーションサーバやデータベース、ネットワークといったシステム全体のうちどこに原因があるかを切り分けることもできる。

 NECではWily Introscopeを、Webアプリケーションを運営する通信事業者向けに販売。併せて、Wily Introscopが検出した性能上の問題やボトルネックを解決するためのチューニングサービスも提供していく。

 Wily Introscopeの価格は117万円からで、NECでは今後3年間で50システムの販売を見込む。

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