サン日本法人の新社長に末次氏

サン・マイクロシステムズは、日本法人の代表取締役社長に末次朝彦氏が就任する役員人事を発表した。これに伴い、現代表取締役社長のダン・ミラー氏は代表取締役会長に就任、日本法人の経営強化を図る。

» 2006年03月01日 14時17分 公開
[ITmedia]

 サン・マイクロシステムズは3月1日、日本法人の代表取締役社長に現専務取締役の末次朝彦氏が就任することを明らかにした。同日行われた取締役会決議により、4月1日付で実施する。これに伴い、現代表取締役社長のダン・ミラー氏は代表取締役会長に就任する。

 同社によると、今回の代表取締役人事は「7月から始まるサンの新会計年度でのさらなる飛躍に向けて実施するもの」としている。国内のIT市場と営業に精通する末次氏の経験と実績が評価された。

末次朝彦氏(左)とダン・ミラー氏(右)

 末次氏は、日本アイ・ビー・エムで営業・マーケティング部門の要職を歴任した後、1999年のサン日本法人入社後は一貫して営業部門においてソフトウェア営業およびパートナー営業を統括、2004年より同社の営業活動全体を指揮した。

 今回の人事により、現在の代表取締役社長であるダン・ミラー氏は代表取締役会長に昇任する。引き続き日本法人に常勤し、末次氏とともに日本法人の経営にあたりながら、効率的にビジネスが展開するよう米国本社と連携強化に努めるという。

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