組み込み用DBとクライアント/サーバ型DBの相違点は?ホワイトペーパー

組み込みシステムでは、フットプリントの小さいデータ管理製品が必要になる。一般のクライアント/サーバ型組み込みデータベースと異なり、エンサークの「ENCIRQ DFF」は小さなフットプリントで高い性能を発揮する。

» 2006年03月09日 12時00分 公開
[ITmedia]

 エンサークのENCIRQ DFF(Data Foundation Framework)は、組み込み機器に特化した超小型データ管理製品だ。他社製品と比べてフットプリント(プログラム実行に必要なメモリの総量)が小さく、ロールバックとクラッシュ回復を含むトランザクションもサポートし、業務システムで必要とされる信頼性も兼ね備えているという。また、他社のデータベースを扱っている技術者にも扱いやすいよう、リレーショナルデータモデルをサポートしている。

 多くのクライアント/サーバ型組み込みデータベースと比べると、ENCIRQ DFFは柔軟性が高く、必要とされるリソース(メモリサイズなど)の量も少ない。アクセス用のコードをコンパイルする仕組みを備えているため、高速に動作する。また、クライアント/サーバ型の組込みデータベースでは、持続性トランザクションの維持にジャーナルファイルが必要になるが、ENCIRQ DFFでは不要だ。

 ここでは、エンサークのENCIRQ DFFとクライアント/サーバ型の組み込みデータベースの相違点について解説する。

 このホワイトペーパーのダウンロードは、下記リンクから。

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

注目のテーマ