リアルコムが米国子会社を設立、米国での事業展開を本格化

リアルコムが米国における開発・販売の拠点として、シリコンバレーに全額出資の子会社を設立した。谷本社長は、「リアルコム、そして日本企業のプレゼンスを高めていきたい」と意気込む。

» 2006年03月23日 10時43分 公開
[ITmedia]

 ナレッジマネジメントの専業ベンダーであるリアルコムは3月22日、米国における開発・販売の拠点として、カリフォルニア州マウンテンビューに全額出資の子会社「Realcom Technology」を設立したことを明らかにした。

 同社では、これまでにも海外企業数社から引き合いがあり、世界最大の市場である米国に活動拠点を置くことで、顧客に対するスピーディーな対応を実現し、グローバル展開を前提としたソリューション開発体制を強化していくとしている。

 「今回の米国子会社の設立は、リアルコムの企業理念である『日本発世界初』を現実化する、貴重な第一歩」と話すのは、リアルコムを率いる谷本肇社長。技術、情報、資金が集中するシリコンバレーで本格的な事業活動を行うことで、リアルコム、そして日本企業のプレゼンスを高めていきたいとしている。

 同社のパッケージ、「REALCOM KnowledgeMarket」は三菱東京UFJ銀行、ソニー、三井物産、ファイザーなど、80社を超える企業での採用実績がある。

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