日本ユニシス、アプライアンス「Netezza Performance Server」でDWH市場へ

データベース対策ではなく、検索性への着目。ユニシスはデータウェアハウス(DWH)市場活性化に向けたアプライアンス製品を拡充した。

» 2006年04月19日 11時54分 公開
[ITmedia]

 日本ユニシスは4月19日、日本ネティーザの提供するデータウェアハウス専用のアプライアンス「Netezza Performance Server」シリーズ(以下、NPS)の販売を開始した。この発表は、2005年10月27日付で交わされていた日本ユニシス・ソリューションと日本ネティーザ間の販売代理店契約が形となったもの。

 NPSの製品群発売によって、データウェアハウス市場のニーズを満たすもの、と同社はコメントしている。

 また、企業における課題として同社からのコメントでは、社内に蓄積された顧客情報などが統合化されて、新たな価値情報を見つけ出すDWH導入が進んでいる。しかし、対象となる業務データの急増に追従することは容易ではなく、当初想定していた性能が発揮できない事例が多く見受けられると語る。

 従来であればこのような問題解決にデータベースへとさまざまな対策を講じる手法が一般的だったが、NPSではデータベース変更をせずに、直接、かつ高速に大容量のデータを検索することが可能になっているという。

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