ハイペリオン、BIの新版「Hyperion Performance Suite 8.5」を発表

ハイペリオンはBIの新バージョン「Hyperion Performance Suite 8.5」を発表した。

[ITmedia]

　ハイペリオンは4月20日、同社のビジネスインテリジェンス（BI）の新バージョン「Hyperion Performance Suite 8.5」を発表した。同日から販売代理店を通じて出荷を開始する。

　Hyperion Performance Suiteは、「Hyperion Intelligence」と大量のデータを高速処理し定型の帳票を作成する「Hyperion SQR」の2製品から構成されたソフトウェアスイート製品。日々の売り上げデータから帳票データ、財務、経営指標などを抽出し、定型もしくは非定型の双方の観点から分析、ダッシュボード化することでデータを可視化する。これにより、経営状況の異常などを早期発見できるという。

　また、営業担当者から管理者クラス、経営者に至るまで、さまざまなユーザーの計画策定、戦略立案などの迅速な意思決定を支援する。さらに、幅広いデータベース、業務アプリケーションと連動するほか、Web対応、マウス操作でさまざまな分析が簡単にできるなど、優れた利便性と操作性を提供する。

　新バージョンの8.5では、Unicodeをサポートし10ヶ国語の言語に対応した。グローバルでビジネスを展開する企業の現地化ニーズに対応できるほか、大規模ユーザーの多いUNIXやLinux、Windowsなどのマルチプラットフォームにも対応する。