Symantecの1〜3月期、利益微減

米Symantecの1〜3月期決算は、売上高は合併前のSymantecおよびVeritasの前年同期の売上高を1%上回ったが、減益となった。

» 2006年05月10日 17時57分 公開
[ITmedia]

 米Symantecは5月9日、同社第4四半期(1〜3月)の業績を発表した。売上高はGAAP(一般会計原則)ベースで12億4000万ドル、非GAAPベースで13億ドルとなった。後者にはVeritas Software買収に伴う繰延歳入分が含まれている。

 非GAAPベースの売上高は合併前のSymantecおよびVeritasの前年同期の売上高を1%上回った。

 純利益は1億1900万ドルで前年同期の1億2000万ドルから微減。1株利益は11セント。非GAAPベースの純利益は2億7900万ドル(前年同期は3億1400万ドル)で1株当たり26セント(前年同期と変わらず)となっている。

 「業務の執行に当たってはフォーカスを維持し、当社はワールドワイドで手堅い四半期実績を上げることができた」とSymantecのジョン・W・トンプソンCEO。メールのアーカイビング、ストレージ、コンプライアンスソリューション、Norton Internet Securityの需要は堅調で、ウイルス対策ソフトは企業用、コンシューマー用のいずれも安定した価格で販売されたと同氏は説明している。

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