デル、中小企業向けバックアップソリューションを発表

デルは、中小企業向けソリューション「Dell|EMCクライアント・バックアップ・ソリューション・パッケージ」を発表、同日より提供を開始した。

» 2006年05月11日 15時03分 公開
[ITmedia]

 デルは5月11日、IAサーバ「PowerEdge 1850」と、ファイバチャネルネットワークストレージ「Dell|EMC AX150」、EMCのバックアップ/リカバリソフトウェア「EMC Retrospect 7.5 for Windows」を組み合わせた、中小企業向けソリューション「Dell|EMCクライアント・バックアップ・ソリューション・パッケージ」を発表、同日より提供を開始した。

 EMC Retrospect 7.5は、接続クライアント数無制限のライセンス体系のため、バックアップシステムの導入やクライアント数の拡充が可能。プログレッシブ・バックアップ機能により、変更分のバックアップのみを行なうため、ディスクの効率的な利用と作業時間の短縮が可能となる。

 サポートは、ハードウェアの3年間サポートおよび「EMC Retrospect」の1年間ソフトウェアサポートが標準で含まれる(1年間のアップグレード権付き)。

 また、サーバ稼動までの一連の作業を実施する「PowerEdge基本導入サービス」のほか、ストレージやバックアップ関連といったソリューションの構成要素すべてを同社の専任チームが利用環境に応じて設置・設定を行なう「Dell|EMCクライアント・バックアップ・ソリューション導入サービス」をオプションで提供する。ただし、バックアップソフトウェアの導入時、クライアントPCへのエージェント導入台数は3台までとなっており、4台目以降はユーザー自身が行う必要がある。

 価格は最小構成で128万円。

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