NEC、UNIVERGEとLive Communications Serverの連携ソフトを発表

NECは同社のIPテレフォニーサーバ「UNIVERGE SV7000」をマイクロソフトの企業向けコミュニケーションサーバ「Microsoft Office Live Communications Server 2005」と連携させるためのミドルウェア「UNIVERGE OW1000」を販売開始した

» 2006年05月15日 12時48分 公開
[ITmedia]

 NECは同社のIPテレフォニーサーバ「UNIVERGE SV7000」をマイクロソフトの企業向けコミュニケーションサーバ「Microsoft Office Live Communications Server 2005」(LCS)と連携させるためのミドルウェアを販売開始した。また、NECとマイクロソフトの両社はIPテレフォニー分野で提携し、共同で顧客への提案やプロモーションなどのシステム販売活動を推進していくと発表した。

 「UNIVERGE OW1000」は、UNIVERGEに接続するIP電話とアプリケーションを連携させるミドルウェアで、豪NEC Business Solutionsが開発した。現地企業数社で導入実績があるという。

 LCSのユーザーはUNIVERGE OW1000を介して、IM(インスタントメッセージ)やプレゼンス(在席管理)、ビデオ会議などのLCSの機能に加え、通話状態の確認や電話発着信、プレゼンスに応じた保留・転送といった電話操作を、「Office Communicator 2005」クライアントやOutlook、Excel、WordなどのOfficeアプリケーションから一元的に行える。

 UNIVERGE OW1000の価格は、基本ソフト+50内線ライセンスの構成で52万5000円(税込、ハードウェアは含まない)から。両社では3年間で100社への販売を見込んでいる。

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

注目のテーマ