日本IBMがBP向けの新施策を発表、「リセラー1000社を獲得したい」

日本アイ・ビー・エムは5月15日、リセラーの新規獲得を目指すための新しい施策を発表した。従来の契約条件の撤廃などで1000社の獲得を目指すという。

» 2006年05月15日 17時24分 公開
[ITmedia]

 日本アイ・ビー・エムは5月15日、リセラーの新規獲得を目指すための新しい施策を発表した。

 新施策は、(1)リセラーへの契約条件の撤廃、(2)営業支援、(3)個人を対象とする報奨制度、およびビジネスパートナー向け支援プログラム「PartnerWorld」の強化などとなる。

 (1)では、同社のx86サーバやプリンタ、ストレージなどの関連製品について、販売目標や認定技術者数といった契約条件を撤廃し、新規リセラーの加入を容易にした。2006年内の新規獲得目標数を1000社としている。(2)は、非対面型営業部門である「ibm.com」事業内に、見積もりや在庫引き当てといったリセラーへの営業支援を行う専任部隊を設置する。(3)はパートナー企業の社員に対しての報奨制度「Know Your IBM」を設けるもので、eラーニング研修の受講やIBMの対象製品を販売することで獲得したポイントに応じて商品券や食事券などに交換できる。

 (4)については、PartnerWorldのポータルサイトでの情報提供の方法を改善する。これまで分野ごとに30以上もあった電子メールによる情報提供を「PW News」として一本化し、またサイトのリニューアルを行って業界・ソリューション特化型特典やスキル獲得などの目的別特典を拡充していく予定である。

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

注目のテーマ