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» 2006年05月17日 09時01分 UPDATE

2006 JavaOne Conference:Web 2.0を追い風に、Javaはオープンソースへ歩み寄り (2/2)

[木田佳克,ITmedia]
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 Java EE 5についてのアップデートは、NetBeans 5.5上で行われたが、こちらについては特筆となる新たなトピックはなく、EoD、Web 2.0のサポート、.NETとの親和性、SOA実現のシンプルな操作形態が披露された。

 また、ジャクソン氏は、Project Glassfishの魚つながりで「The Aquarium」を紹介。リンク先のThe Aquariumブログでは、発表されたばかりのGNU/Linuxについてが書かれており、新たなライセンス「DJL」(Distro License for Java)の投稿が際だっている。

 続く、Net Beans 5.5によるアプリケーション開発のデモでは、EJB 3.0関連のアノテーションやWebサービス実装、SOA実現の容易さがポイントとなった。デモでアプリケーション実装したフロントエンドがブログだったこともあり、JavaScriptの追加でコメントのフローティング表示などが容易に実装できることが示された。

 ジャクソン氏は、Sunの商用プロダクトでありビジネスユーザー向けの統合開発環境「Java Studio Creator 2」(関連レビュー記事)についても紹介した。Ajaxとの協調がポイントとなったものだ。ドラッグ&ドロップでペイン内にページアイコンを貼り付け、それぞれのページごとに用意されたスクリプトが半自動でコードを生成、その結果、講演内のデモではGoogle Maps APIとの架け橋を実現していた。

 一連のデモで強調された「Ajax and Java」は、これまでもSwingでこそビジュアルなデモを可能としていたが、Looking Glassに次ぐ、今回の基調講演の“華”だったといえるだろう。

 Swingはといえば、Java SEについてのアップデートとして、SwingにおけるWeb 2.0とのかかわりが紹介された。

 マッシュアップアプリケーションのデモとして、Swingで実現したインタフェースが来場者の注目を集めた。デモでは、作成したフロントエンド上でFlickrのアカウントを入力し、写真サムネイルなどにドロッフシャドウやフェードインの処理、さらにフェードアウトなどの特殊効果を実現したもの。Flickrはもちろん、マッシュアップ実現の新たな可能性を示すものとなった。

 また、Google Mapsとの連携も紹介された。こちらもフロントエンドの事例をデモしたものであり、マップ上にはおなじみの「Google Mapsアイコン」を配置して、コメント記入や路線上にマーキングを行うというビジュアルなアプリケーション。Web 2.0との協調さを幅広い層にアピールするにふさわしいものだったといえるだろう。

 Sunは、初日の基調講演でJavaの持つ堅牢さ、基幹での運用という色をいっさい見せることはなかった。Java EE 5がEoD(Ease of Development)であることからも、Ajax(Web 2.0)との相乗が好ましいものとなったのだろう。

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