Novell、Celerant Consultingの持ち株売却

Novellは経営コンサルティング子会社Celerant Consultingの持ち株を7700万ドルで売却し、Linuxなどの主力事業に専念する。

[ITmedia]

　Novellは5月24日、経営コンサルティング子会社Celerant Consultingの持ち株を、Celerant経営陣と英投資信託会社のCaledonia Investmentsで構成するグループに7700万ドルで売却したと発表した。

　NovellはCelerantの過半数を保有していたが、戦略的な代替を模索する方針を先に表明していた。Celerantを手放すことにより、主力事業のLinuxとオープンソース、システム／セキュリティ／ID管理、ワークグループコンピューティングに専念する方針。既存のITコンサルティング事業に影響はなく、今後も主力事業に関連したITコンサルティングサービス提供は継続すると説明している。

　Novellは2001年のCambridge Technology Partners買収に伴いCelerantを取得した。今後はNovellとCelerantの間の株式保有や業務上の関係はなくなる。Novellの決算への影響については31日に開かれる決算発表の際に経営陣から説明する方針。