OracleのPortal Software買収が確定

OracleはPortal Softwareの公開買い付け期限を延長した末に約74％の株式を取得し、買収を確定させた。

[ITmedia]

　米Oracleは6月21日、Portal Softwareの発行済み株式の約74％に当たる3200万株を買い付け、同社の買収が確定したと発表した。続く公開買い付け期限の6月30日までに、全株式の取得を目指す。

　買収後のPortalはOracleのグローバルコミュニケーション事業部として運営される予定。現在Portalの世界販売／サービス／マーケティング担当上級副社長を務めているバスカー・ゴルティ氏が責任者のジェネラルマネジャーに就任する。

　OracleはPortal Softwareを約2億2200万ドルで買収する計画を4月に発表。しかし当初の公開買い付け期限としていた6月7日までに買収したのは約2320万株にとどまり、買い付け期限を延長していた。