Blue Gene/L、持続パフォーマンスで世界記録達成

米ローレンスリバモア国立研究所のスーパーコンピュータBlue Gene/Lが、持続パフォーマンスで207.3TFLOPSという記録を達成した。

» 2006年06月23日 07時56分 公開
[ITmedia]

 米エネルギー省国家核安全保障庁(NNSA)とIBMは6月22日、スーパーコンピュータ「Blue Gene/L」(BG/L)の持続パフォーマンスで世界記録を達成したと発表した。

 BG/LはNNSAのローレンスリバモア国立研究所に導入されているスーパーコンピュータで、世界ランキングで首位に立っている。今回、持続パフォーマンスで207.3TFLOPSという記録を達成した。

 200TFLOPSを超すレベルのパフォーマンスを持続できたのは史上初であり、ローレンスリバモア国立研究所のBG/Lがかつて打ち立てた記録を自ら破ったと、IBMは解説している。

 IBMによれば、今回の性能強化は主に、BG/Lのデュアルコアアーキテクチャを最大限に活用した新しい数学ライブラリをIBMのソフト研究チームが開発したことにより達成した。

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