オフサイト保管用HDDバックアップメディア――クアンタム、「GoVault」を販売

日本クアンタムは、中小企業向けのリムーバブルディスクドライブ「GoVault」の販売を開始した。バックアップ用途などで利用されている光学ストレージに変わるものとして、開発したディスクドライブだ。

» 2006年07月05日 16時05分 公開
[ITmedia]

 日本クアンタム ストレージは7月4日、中小企業向けのリムーバブルディスクドライブ「GoVault」の販売を開始した。バックアップ用途などで利用されている光学ストレージに変わるものとして、開発したディスクドライブだ。

 同製品は、バックアップメディアとなるリムーバブルディスクカートリッジと、カートリッジを装着する内蔵ドックをパッケージした製品。カートリッジは重量約100グラムと軽量で、持ち運びが可能。1メートルの高さからコンクリート面に落としても衝撃に耐えられる耐久性を備え、バックアップ媒体としてカートリッジのオフサイト移送にも耐えられる。容量は、40Gバイト、80Gバイト、120Gバイトの3種類を提供する。

 内蔵ドックは、3.5インチまたは5.25インチのフォームファクタに対応し、サーバのドライブベイに取り付けられる。インタフェースはSATAを用いており、SATAホストバスアダプタとの接続が可能だ。外付けタイプも来年の初頭に発売する予定。

 中小企業やリモートオフィスといったデータ保護が十分でない事業所を対象に、バックアップ/リカバリやアーカイブ用途として売り込む。

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