保険業界向けのSiebelソフトとOracle DBを統合

Siebel InsuranceアプリケーションとOracle Content Databaseを統合し、保険会社の基幹業務合理化と顧客サービス向上を図る。

» 2006年07月06日 07時58分 公開
[ITmedia]

 米Oracleは、保険会社向けのSiebel InsuranceアプリケーションとOracle Content Databaseを統合すると発表した。保険証書発行や保険金申請管理などの基幹業務合理化と、顧客サービス向上を図る。

 統合により、Siebel Insuranceから直接Oracle Content Databaseにアクセスできるようになり、複数のシステムにアクセスしなくても、文書、電子メール、インスタントメッセージ、画像といった様々な形のコンテンツをSiebel Insuranceから直接管理することが可能になる。

 保険業界では現在でも紙の書類に頼っているのが現状だが、統合を通じて保険会社が多様なコンテンツを効率的に管理できるようにし、従業員の生産性向上、顧客サービス向上、コンプライアンス合理化に役立ててもらえるとOracleは説明している。

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