マーキュリー、ダッシュボード機能を強化した統合品質管理ソリューションを発表

マーキュリーはアプリケーション開発時の品質管理プロセスを最適化/自動化する統合ソリューション「Mercury Quality Center 9.0 日本語版」を7月28日から発売する。

» 2006年07月12日 10時26分 公開
[ITmedia]

 マーキュリー・インタラクティブ・ジャパンは、アプリケーション開発時のテスト要件管理からテスト計画・実行、不具合の追跡など一連の品質管理プロセスを最適化し、自動化するための統合ソリューション「Mercury Quality Center 9.0 日本語版」(以下QC 9)を7月28日から出荷する。

 QC 9は、アプリケーションのテストを行うQA(品質保証)エンジニア、開発プログラマやマネージャ、ビジネス要件や業務プロセスを把握する業務担当者、CIOやITマネジャーなど、開発プロジェクトに係わるチーム全員が共有可能な統合環境。テスト管理(要件管理、テスト計画、実行、不具合管理など)を行う「Mercury TestDirector for Quality Center 9.0」、ビジネスプロセスに沿った機能テストを行う「Mercury Business Process Testing 9.0」、CIOやITマネジャーのためのダッシュボードである「Mercury Dashboard 9.0」という3つの主要コンポーネントで構成される。

 最新版となるQC 9では、要件管理機能が強化され、発見された不具合と該当するテスト要件をより迅速かつ的確に追跡することができるようになった。また多くの開発者が関わる大規模プロジェクトでも、パフォーマンスや安全性・セキュリティを確保するためデータ管理機能やユーザ管理機能などを拡張している。さらに、品質管理プロセスのさまざまな情報を可視化するダッシュボード機能を大幅に強化した。従来は別売りオプションであったダッシュボード機能が、Mercury Dashboard 9.0として標準装備されている。販売価格は480万円(税別)から。

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