HP、Mercury Interactive買収でソフト事業を強化

HPはIT管理ソフトウェアベンダー/サービスプロバイダーのMercury Interactiveを買収する。これにより、HP OpenViewを中心としたポートフォリオをさらに強化する構え。

» 2006年07月26日 11時15分 公開
[ITmedia]

 米Hewlett-Packard(HP)は7月25日、IT管理ソフトウェアベンダー/サービスプロバイダーであるMercury Interactiveを約45億ドルで買収すると発表した。

 HPはMercuryの株式を1株当たり52ドルのキャッシュで取得する契約を締結。2006年10〜12月期に買収完了を予定している。

 HPのマーク・ハードCEOは「市場をリードする2つの事業を合体させることにより、業界で最も強力な管理ソフトウェアを作り上げる」とコメントしており、HP OpenViewポートフォリオを中心としたポートフォリオをさらに強化する構え。

 Mercuryの買収により、HPのソフトウェア事業は年間20億ドルに達し、売上高は2008年までに10〜15%成長するとHPは予測している。

 Mercuryは1989年に設立され、現在の従業員数は2659人。カリフォルニア州マウンテンビューに本社を置く。

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