Visual Studio Team Systemと統合した機能テストツールの新バージョン

日本コンピュウェアは、Microsoft Visual Studio 2005 Team Systemと統合した機能テストツールの最新版「TestPartner 5.4日本語版」をリリースした。

» 2006年08月04日 16時20分 公開
[ITmedia]

 日本コンピュウェアは8月3日、機能テストツールの最新バージョン「TestPartner 5.4日本語版」の販売を開始した。.NET Framework 2.0に対応するほか、マイクロソフトの「Microsoft Visual Studio 2005 Team System」(VSTS)との統合が図られている。

 TestPartnerは、GUI操作をテストスクリプトとして記録することにより、効率よくアプリケーションの機能テストや回帰テストを効率よく実施できるテストツール。単体テストだけでなく、アプリケーション修正後の会期テストを実施する結合テスト、パッチのOS適用時やシステム構成の変更に合わせた運用でのテストに至るまで、アプリケーションのライフサイクル全体をサポートする点が特徴だ。

 新バージョンではVSTSとの統合が図られ、ツールメニューからTest Partnerを起動できるほか、VSTS環境からTestPartnerのスクリプトの編集や追加、実行を行えるようになった。テスト担当者と開発者が共同で作業できる環境を提供することにより、開発の早い段階でテストを実施し、アプリケーションの品質向上と開発効率の向上を支援するという。

 また、データ ドリブン テストを強化する「アクティブ データ ウィザード」により、外部データやトランザクションごとに異なるデータセットを用いてのテストが可能となった。

 TestPartnerは標準でWeb、.NET、Win32、JavaおよびSAPで開発されたアプリケーションに対応する。価格は、1コンカレントライセンスが98万1750円から。

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