千趣会が日本IBMへ情報システムをアウトソーシング

千趣会は、情報システムインフラの運用・管理・保守業務の一部を日本IBMにアウトソーシングする。

» 2006年08月21日 10時25分 公開
[ITmedia]

 千趣会は、情報システムインフラの運用・管理・保守業務の一部を日本IBMにアウトソーシングする。千趣会の情報システム部は、企画業務およびIT強化のための開発、保守に集中し、企業競争力の強化を図るという。契約期間は7月からの7年間となっている。

 千趣会は、経営戦略とIT戦略を直結させるための組織改革を目指して、まずIT組織の現状を把握するために「IT診断」コンサルティングを実施した。その結果、情報システム部の人員を企画業務およびIT強化のための開発・保守に集中し、IT関連業務の高度化、効率化を実現する効果的な手段として、日本IBMへのアウトソーシングを決定したという。

 今回、アウトソーシングの対象となるのは、コールセンターからの受注情報、発注情報などを管理する千趣会の基幹システムの運用・管理・保守部分。日本IBMのデータセンターで運用することになる。

 千趣会では、日本IBMのアウトソーシングを利用することにより、技術変化への柔軟性の向上や運用管理業務の人的付加を軽減することができ、業務改革のスピードを高めるとともに、システムの運用管理コストを約1割削減できると見込んでいる。

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