データセンターの高密度化による給電・冷却能力不足を防ぐホワイトペーパー

最新のIT機器を使用するデータセンターでは電力密度が高レベルになり、給電が不十分になったり、冷却不足による障害が発生する可能性がある。その対応策はどのようなものか。

» 2006年08月29日 13時45分 公開
[ITmedia]

 最近のデータセンターでは、高性能で小型のサーバを多数収納するようになってきている。高密度なIT機器の登場によって、1本のラックで10kW以上の電力を使用する場合も珍しくない。このようなサーバの高密度化に伴い、ブレードサーバなどでは最大消費電力が設計時の想定値を大きく超えてしまい、従来のデータセンター環境では電力供給や冷却能力の不足が思わぬ問題を発生させる可能性がある。

 通常、ブレードサーバなどの高密度サーバでは、最大消費電力は約18kWにもなる。ところが、ラック1本あたりの消費電力が2kW以下というのが業界平均であり、そのままではダウンタイムが発生して業務に支障をきたすことになる。冷却設備を増強すればダウンを防ぐことはできるが、経済的コストがかかりすぎる。そこで、現在および新しいデータセンターの電力密度値の計測と事前検証が必要になる。

 ここでは、サーバを高密度化する際の取り組み方法について紹介する。

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