コンピュータの電力消費量の急増に対処し可用性を確保する ホワイトペーパー

データセンターでは多数のサーバが稼働しており、演算負荷に応じて消費する電力量は大幅に変動する。特に最近のサーバは高性能のCPUを搭載しているため、電力消費量はより大きくなる傾向にある。過負荷を防ぐためにはどうすればよいのか。

» 2006年09月04日 13時30分 公開
[ITmedia]

 年々、データセンター(およびサーバルーム)で使用するコンピュータの性能は高くなっている。性能の伸びが大きいのはCPUやGPU(グラフィックスカードなどに搭載されているプロセッサ)であり、これらの電力消費量も増大する傾向にある。また、大量の電力を消費するプロセッサでは、高効率で放熱を行わねばならず、データセンターの空調設計にも大きく影響する。

 通常は各サーバの電力消費量の変動が問題となることはないが、何かのタイミングで特定のサーバに負荷がかかり、過負荷状態が発生する可能性はある。過負荷状態が続けばサーキットブレーカが落ちたり、オーバーヒートを生じるなどの一大事を招きかねない。たとえ冗長構成をとっていたとしても、片方の給電経路に通常の2倍の負荷がかかることになるため、それにも対応できるような設計を行う必要がある。

 ここでは、電力消費量の変動に対処するために行うべき設計、分岐回路などの適切な監視について説明する。

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