IBMは、制御部にPOWER5+を搭載する最大320Tバイト搭載可能なストレージを発売開始する。
日本アイ・ビー・エムは8月6日、制御部にPOWER5+プロセッサを搭載した「IBM System Storage DS8000ターボモデル」を発表した。
現行のPOWER5プロセッサ搭載モデルに比べ、処理能力が15%向上したディスクストレージ。価格は9000万円から(制御装置部のみ)。9月8日からの出荷開始予定となっている。
DS8000ターボモデルは、ファイバーチャネルATAディスクや拡張ユニットを利用することができ、1台で最大320Tバイトまで拡張が可能。ストレージ管理ソフトウェア「TPC for Replication」と連携することで、遠隔地からのデータバックアップを目的とした災害対策向けの管理機能を強化している。また、ハードウェア面でもすべてを二重化、冗長化しているという。
ラインアップされた製品それぞれは、モデル932/9B2が1.1T〜最大320Tバイト(DS8000拡張ユニット2台装着時)を搭載可能、プロセッサにIBM POWER5+プロセッサー 4wayをサポート、DS8000 LPAR(論理区画)ストレージサポート。ターボモデル931では、1.1T〜最大192Tバイト(DS8000拡張ユニット1台装着時)、プロセッサにIBM POWER5+プロセッサー 2wayをサポートしている。
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