日本HP、業界初のSAS対応テープドライブを発表

日本HPは、SAS対応のUltriumテープドライブ「Ultrium 448 SAS」と、薄型Ultriumテープドライブの最上位機種「Ultrium 920」を発表した。

» 2006年09月14日 18時45分 公開
[ITmedia]

 日本ヒューレット・パッカードは9月14日、シリアルアタッチドSCSI(SAS)対応Ultriumテープドライブ「HP StorageWorks Ultrium 448 SAS Tape Drive」と、薄型Ultriumテープドライブの最上位機種「HP StorageWorks Ultrium 920 Tape Drive」を発表した。

HP StorageWorks Ultrium 448 SAS 「HP StorageWorks Ultrium 448 SAS Tape Drive」(内蔵型)

 Ultrium 448 SASでは、SAS接続を業界で初めて可能にしたテープドライブ。Ultrium第2世代規格に対応し、カートリッジ当たり200Gバイト(非圧縮)のデータを転送レート86.4Gバイト/時で記録する。SCSIからSASへの技術移行にも対応した。

 Ultrium 920は、Ultrium第3世代規格テープドライブの最上位機種となるもの。カートリッジ当たり400Gバイト(非圧縮)と、216Gバイト/時の転送レートを備えている。データの改ざん・消去を防げる追記型のWORM(Write Once Read Many)メディアの使用も可能だ。

 それぞれ内蔵型と外付け型を提供する。価格は、Ultrium 448 SASの内蔵型が31万5000円、外付け型が33万6000円。Ultrium 920の内蔵型が55万6500円、外付け型が57万7500円となっている。10月中旬から出荷する。

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