適用範囲の分析で確度の高いERP導入プロジェクトを支援、日本IBMら

日本IBMとIBCSは、ERPパッケージの適用範囲などを分析することで導入プロジェクトの確度を上げる支援サービスを提供する。

» 2006年09月29日 10時54分 公開
[ITmedia]

 日本アイ・ビー・エムとIBMビジネスコンサルティング サービス(IBCS)は9月29日、短期間でのERP導入を支援する「IBM EX ソリューション for SAP Best Practices」の提供を開始した。

 IBM EX ソリューション for SAP Best Practicesは、中堅企業を対象に、短期間かつ確度の高いERP導入を支援するサービス。IBMが蓄積してきたERPパッケージ短期導入のノウハウに、SAPの中堅企業向け導入支援ツール「SAP Best Practices」を組み合わせて実現される。

 まず最初に、IBCSのコンサルタントが無償で、2日間のヒアリングを通じて顧客の業務を分析。その結果を踏まえて「SAP Best Practices」の適合性などを分析し、約2週間後に、ERP導入プロジェクトに要する期間や金額、パッケージ適用範囲などを提示する。

 両社はこのソリューションにより、パッケージの適用可能範囲をあらかじめ分析し、独自に開発すべき部分を明確にすることで、確度の高いプロジェクトが期待できるとしている。

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