サンがオープンソースミドルウェア関連サービスを開始、LAMP市場でのシェア拡大狙う

サン・マイクロシステムズは、JBOSSなどのオープンソースミドルウェアに関するコンサルティングや導入/保守支援サービスを開始した。

» 2006年10月03日 08時45分 公開
[ITmedia]

 サン・マイクロシステムズは10月2日、同社のハードウェアプラットフォームを利用している顧客を対象に、「JBOSS」や「Apache」といったオープンソースミドルウェアに関するコンサルティングや導入/保守支援サービスの提供を開始した。

 サービスメニューは大きく3つに分かれている。「プロフェッショナル・サービス」では、オープンソースを活用したシステム設計、開発、構築に関する技術支援を行うほか、パフォーマンスチューニング、運用フェーズにおける問題解決を支援する。

 また、「サービス・パッケージ」では、あらかじめ作業範囲/内容を限定したコンパクトなサービスを提供する。具体的には、アセスメントやオープンソースソフトウェア(OSS))基盤構築、オリジナルOSS基盤パッケージ開発、性能検証といったメニューを用意している。

 さらに、オープンソースミドルウェアを活用したシステムの技術保守、サポートを提供する「サポートサービス」も提供する。

 価格はいずれも個別見積もり。サンでは一連のサービスを通じて、x64サーバおよびLAMP市場におけるサーバシェアの獲得を目指していく。

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