ローソン、データセンターを集約

ローソンは、4カ所のデータセンターに分散していた情報システムを1カ所に集約し、6月から本格稼働させた。

» 2006年10月12日 20時33分 公開
[ITmedia]

 ローソンは、4カ所のデータセンターに分散していた情報システムを1カ所に集約し、6月から本格稼働させた。情報システム基盤を構築した日本IBMが発表した。

 4月から新情報システム基盤の構築に着手し、データセンターを集約。200台を超えるUNIXサーバやPCサーバを使用していた財務会計や集配信といった基幹業務をIBMのオープンメインフレーム「IBM eServer zSeries 990」(z990)に統合した。情報システムの全体最適に向けて、ローソンにおける標準仕様も策定したという。

 ローソンでは、サーバ台数やCPUの総個数が減ったことでソフトウェア・ライセンス料が低減、運用・保守も合理化でき情報システムの総コストが低減を見込む。新規アプリケーションの提供についても、z990の論理区画を活用することで、従来に比べ1カ月以上短縮できるとしている。

 運用・保守は、IBMにアウトソーシングした。

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