MS、SA顧客向けにデスクトップ最適化パック提供へ(2/2 ページ)

» 2006年10月19日 10時16分 公開
[Peter Galli,eWEEK]
eWEEK
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 Microsoft幹部は最近、Software Assuranceの契約更新がここ数年で最高のレベルに達していると語ったが、常にそうした状況にあったわけではなかった。

 Software Assuranceプログラムの顧客は、保有するデスクトップの一部あるいはすべてでDesktop Optimization Packの技術を利用することができるとシャスター氏は語り、今後このパックに技術が追加される可能性もあると付け加えた。

 Microsoft SoftGridは1月に同プログラムを通じて提供される。ほかの3種の製品は6月末にリリースされ、同プログラムの顧客に毎月提供されるDesktop Optimization Packのメディアキットに含まれるという。

 Yankee Groupのアナリスト、ローラ・ディディオ氏はこの新パックに対して明るい見方をしており、企業は社員のデスクトップやモバイルPCなどのマシンのすべてのアプリケーションにすぐにアクセスしてコントロールできる機能を必要としていると述べている。

 「Desktop Optimization Packはこれらの問題に直接対処するものであり、企業がヘルプデスクの問題を解決するのに必要な時間や管理者の数を大幅に減らせるようにしてくれるだろう」(同氏)

 Microsoftのシャスター氏は、SoftgridのTerminal ServicesやAssetmetrixの買収で手に入れたサービスなど、同社が最近獲得した技術の幾つかは今後ほかの製品で提供されるだろうが、これら製品の計画はまだ開発中だと同氏は言う。

 Desktop Optimization Packのツールは、MicrosoftのSystems Management Server(SMS)の機能を拡張するものでもある。Microsoft Asset Inventory ServicesとSMSを一緒に使うと、IT管理者は隠れたアプリケーションを発見して、それを捕らえるルーチンを書いたり、ネットワーク中のこのようなアプリケーションを管理できる。

 「Microsoft Asset Inventory Servicesにより、ビジネス上の決定をするためのデータを見つけられる。SMSはビジネス上の決定を実践するツールを提供してくれる。素晴らしい組み合わせだ」とExpediaのブレイク氏は語る。

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