エンドユーザーは何の疑問もなくWebブラウザからサーバにアクセスし業務処理を行っているが、これを可能にしているのがWebアプリケーションサーバである。多数あるWebアプリケーションサーバ製品からどれを選択すべきか
かつてはユーザーに業務アプリケーションを提供する手段として、大型汎用機と専用の端末を使うのが普通であった。その後、クライアント/サーバコンピューティングが普及し、クライアント側に専用のクライアントアプリケーションを組み込む方式が流行した。現在は、業務処理そのものはWebサーバ上のアプリケーションに任せて、クライアントではOSに付属するWebブラウザを使うという方式が普及している。このときに使われるのが、Webアプリケーションサーバシステムだ。
通常、WebアプリケーションサーバはJ2EE(Java 2, Enterprise Edition)に対応していることから、J2EEアプリケーションサーバと呼ばれることが多い。NECの「WebOTX V6.4」は、Windows、HP-UX、Solaris、Linuxで稼働するJ2EEアプリケーションサーバだ。SOAの標準仕様(JBI 1.0)などにも対応しており、ESB(Enterprise Service Bus)を構築しやすくなっている。提供可能な機能により複数のモデルがあり、システム要件によって必要なモデルを選択できる。
ここでは、WebOTX V6.4の機能、特徴、利点について紹介する。
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