Dell、Opteron搭載PowerEdgeサーバ発表

Dellの新PowerEdgeサーバはAMDのデュアルコアOpteronを搭載し、管理ツール「Dell OpenManage」と「Oracle Enterprise Manager」を統合している。

» 2006年10月24日 09時29分 公開
[ITmedia]

 米Dellは10月23日、AMDのデュアルコアOpteronプロセッサを搭載した「PowerEdge」サーバ2機種を発表した。

 そのうちの1つ「PowerEdge 6950」は4ソケットサーバで、データベースやサーバ統合、仮想化、RISCベースシステムからの移行など、処理能力を要するエンタープライズアプリケーション向けという。Opteron採用により、旧世代の4ソケットPowerEdgeサーバよりも消費電力が20%少ないとDellは述べている。

 もう1つの「PowerEdge SC1435」は2ソケットサーバで、クラスタや分散Webサーバ、中小企業向けという。ワット当たり性能は最高で138%向上しているとDellは語る。

 いずれのモデルも管理ツール「Dell OpenManage」と「Oracle Enterprise Manager」を統合。これにより、Oracleデータベース管理者にとって使い慣れた管理コンソールでPowerEdgeサーバをネイティブに管理できるという。またVMware ESX、Microsoft Virtual Server、Xenなどの仮想化技術にも対応している。

 新しいPowerEdgeは既に提供開始されており、価格は6950が6499ドルから、SC1435が1299ドルから。

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