Adobe Systemsと日本SGIは、IPテレフォニーとWebを統合した企業向け会議ソリューションを提供する。
Adobe Systemsと日本SGIは10月26日、IPテレフォニーとWebを統合した企業向け会議ソリューションを提供することを発表した。
この会議ソリューションは、AdobeのWebベースの会議システム「Adobe Acrobat Connect Professional」に、NECのSIP対応テレフォニーサーバ「UNIVERGE SV7000」と日本SGIの音声ブリッジを組み合わせたものだ。既存の電話だけでなく、SIP対応のIPフォンやソフトフォンから会議に参加し、情報の共有やコミュニケーションを行うことができる。
Adobe Acrobat Connect Professionalは、Flashテクノロジを利用したWeb会議システムだ。参加者どうしがプレゼンテーションやアプリケーション、ビデオなどのマルチメディアコンテンツを共有できるほか、会議中の音声とデータを同時に記録することが可能だ。
このたび、Adobe Systemsと日本SGIがNECの「UNIVERGEパートナープログラム」に参加し、共同でソリューションを開発。日本SGIの音声ブリッジを通じて連携することにより、UNIVERGE SV7000とAdobe Acrobat Connect Professionalのユーザーどうしが同じ会議に参加できるようにした。参加者の自動呼び出しや、特定参加者の音声の消去、回線切断、話者の表示なども可能という。
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