富士通、自社の最適なITインフラを把握するツールを発表

全社的な観点で最適なITインフラのあり方を把握することができるツールが初登場した。

» 2006年10月31日 10時02分 公開
[ITmedia]

 富士通は10月30日、顧客企業が自社にとっての最適なITインフラを把握することができる業界初のツール「インフラ最適化システムモデル」を発表した。

 同ツールは、ITインフラの最適化に関わる約7000件の過去の商談案件の分析から分類した22種類のテーマをもとに、コストや信頼性、性能、運用、管理などを総合的に考慮した上で、最適化のレベルを6段階で定義する。企業は自社のITインフラについて、現状と将来目指す具体的なレベルを、それぞれ明確に把握することができる。

 例えばサーバの集約を検討する際に、関連するストレージやネットワーク、セキュリティを含めたインフラ全体の最適化に向けたアプローチが可能になる。導入実績のあるシステム構成のサンプルもあり、顧客企業は目指すレベルに応じたITインフラを構成する製品を選ぶことができるという。

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