10月のフィッシングに関するランキングが発表された。国別に見た詐欺サイトのホスティング件数は、米国が依然として1位。ターゲットとなるサイトは、1位がPayPal、2位はeBayとなっている。
米OpenDNSが運営するフィッシングURLの収集サイト「PhishTank」が11月3日、世界のフィッシングに関する10月の統計を発表した。
国別に見た詐欺サイトのホスティング件数の比率は、1位は米国で24%、2位は韓国で14%、以下インド(8%)、中国(6%)と続いている。
フィッシングの標的となったサイトは、1位のPayPalと2位のeBayが、3位以下を大きく引き離している。3位以下には米国やドイツの金融機関が並んでいる。
順位 | 企業名 | 件数 |
---|---|---|
1 | PayPal | 1493 |
2 | eBay | 1210 |
3 | Barclays Bank | 321 |
4 | Fifth Third Bank | 203 |
5 | Volksbanken Raiffeisenbanken | 191 |
6 | Bank of America | 188 |
7 | Wells Fargo | 133 |
8 | Key Bank | 111 |
9 | JPMorgan Chase and Co. | 104 |
10 | Citibank | 48 |
(資料:PhishTank) |
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