Intel、新設予定のベトナム工場規模を拡張――出資額は10億ドルへ

Intelはベトナムに新設する工場の規模を拡大、出資額も当初の3億ドルから10億ドルへと増やす。

» 2006年11月11日 07時19分 公開
[ITmedia]

 米Intelは11月10日、ベトナムに新設予定の工場規模を、当初予定の15万平方フィートから50万平方フィートへと拡張すると発表した。同時に今年2月に発表した工場への出資額3億ドルを、10億ドルへと増額する。

 新工場の建設着工は2007年3月、稼働は2009年を見込む。ゆくゆくは4000人を雇用する計画だ。ベトナム工場では組み立ておよび試験を行う予定で、同社の単独の組み立て・試験工場としては最大規模のものとなる。Intelはほかにマレーシアのペナンおよびクリム、フィリピンのカビテ、中国の上海および成都、コスタリカのサンホセに組み立て・試験工場を持ち、ベトナム工場は7番目となる。

 Intelは2006年末までに、世界全体で約60億ドルの設備投資を行う計画を立てている。

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