NEC、拡張性を2倍に向上した基幹業務サーバ発売

NECは、拡張性を2倍に向上した基幹業務サーバ「i-PX9000モデルA200」を発売した。

» 2006年11月17日 09時19分 公開
[ITmedia]

 日本電気は11月16日、1筐体に最大48CPUを搭載できる基幹業務サーバ、ACOSシリーズの新機種「i-PX9000モデルA200」を発売した。拡張性が従来機比で2倍に向上した。

 i-PX9000モデルA200は、インテルのデュアルコアCPU「Itanium 2プロセッサ 9000番台」を搭載し、最大で搭載可能なCPU数が48個と、従来機種と比べて2倍に拡大した。また、搭載CPUの拡大に合わせてメモリとのデータ転送性能を2倍に、入出力データ転送能力を2倍にそれぞれ強化し、システムトータルの性能を最大で2倍に向上させている。

 10Gbpsのデータ転送性能を持つ最先端光コネクトの採用したほか、毎分4000行の印字速度を持つオープン対応の中速ページプリンタや業務負荷に応じて処理能力を効率的、自律的に制御する「ワークロードマネージャ機能」を搭載している。

 対応OSは、ACOS-4/VX、HP-UX 11i v2、Red Hat Enterprise Linux v4、Windows Server 2003。標準レンタルの料金は月額1230万円からとなり、2007年3月20日から出荷を開始する。同社では今後3年間で、新製品を含めた基幹業務サーバ「ACOSシリーズ」の販売を400台と見込んでいる。

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