HDEとSRA OSS、大規模メッセージングソリューション分野で協業

HDEとSRA OSSは、大規模メッセージングソリューション分野において協業を発表した。「HDE Customers Care」をPostgreSQL8系に対応させ、メール処理性能の向上を図る。

» 2006年12月06日 01時42分 公開
[西尾泰三,ITmedia]

 ホライズン・デジタル・エンタープライズ(HDE)とSRA OSSは12月5日、大規模メッセージングソリューション分野において協業を発表した。

 HDEはCRMパッケージ製品「HDE Customers Care」のデータベースエンジンとしてPostgreSQLを利用しているが、PostgreSQLを本格的に戦略プラットフォームの1つと位置づけたことに伴い、PostgreSQLのサポートと保守体制が整っているSRA OSSと協業体制を確立したもの。

 具体的な合意内容としては、SRA OSSが提供するPostgreSQL保守サービスにHDEが加入し、PostgreSQLのデータベース設計やチューニングなどの支援を受け、PostgreSQLを利用した大規模メッセージングソリューション製品を開発を行っていく。後者については、HDE Customers CareをPostgreSQL8系に対応させ、メール処理性能(顧客データ登録、顧客データ検索など)の向上を図る。

 そのほか、PostgreSQL、およびPostgreSQLを利用した大規模メッセージングソリューションの普及に向けて各種セミナーを共同で実施していく予定。

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