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» 2006年12月11日 18時06分 UPDATE

MS、Open XML批判派に反撃 (2/2)

[Peter Galli,eWEEK]
eWEEK
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 Open XMLは、ほかのプラットフォームとの完全な相互運用性を備えていないWindowsと結び付いているため、普遍的な相互運用性を実現できないという主張に対し、イェーツ氏は「Open XMLとWindowsとの結び付きはない」と反論する。

 「これはインチキな議論だ。Open XMLでは、LinuxのJavaコードであれWindowsのActiveXコードであれ、どのプラットフォームのコードでも埋め込むことが可能だ。アプリケーションは、これまでと同じようにコードを埋め込むことができる。委員会の作業も、Open XMLをクラスプラットフォーム対応にすることに力が注がれた」と同氏は話す。

 イェーツ氏によると、Open XML規格はマクロや埋め込みスクリプトを定義していないという主張も間違っているという。同規格は何カ月も前から存在し、最終仕様も一般に公開されている、と同氏は指摘する。

 「その主張は筋が通らない。というのも、ODFフォーマットはスプレッドシートの計算式のための仕様を規定しておらず、アクセス性、外部XMLデータとの連携のサポート、計算式の欠如などに関してOpen XMLフォーマットとの差異に対処するために、別のOASIS委員会で改訂作業が進められているからだ」と同氏は話す。

 一方、MicrosoftはOpen XMLとODF用のプラグインを開発するなど、両規格の共存に向けた投資を行っており、これについては、誰でもコードにアクセスしたり、新たな決定を見たりできるようにするためにオープンソースプロジェクトを立ち上げた。

 「現時点では、われわれが共存と選択肢を重視していることをユーザーに納得してもらうために、下位互換性に力を入れている。ユーザーはODFかOpen XMLを選ぶことができる。どちらを選ぼうとも、それは彼らにとって正しい選択であり、われわれはそのような選択を可能にするためにがんばるつもりだ」とイェーツ氏は話す。

 ワシントンを本拠とするInitiative for Software Choiceの執行ディレクター、メラニー・ウィン氏も同意見だ。

 「Office Open XMLを批判する人々は、競争はユーザーを混乱させるものだと非難しているが、Ecmaでの投票での総意は、彼らの主張が誤りであることを示している」とウィン氏は話す。

 「選択肢が増えることは、政府およびコンシューマーにとって良いことだ。コンシューマーにとっては、市場で選択の範囲が広がることを意味する。Ecmaでの作業で最も重要な成果は、競合するもう1つのドキュメント標準が策定、承認されたことだ」(同氏)

 EcmaはISOと特別な関係があるため、ISOでの検討用に規格を準備することができる。「このため、ISOはこの規格を検討するプロセスを省略することに合意した」とイェーツ氏は話す。

 同氏によると、ISOでの標準化の目標時期は設定されていないが、約12カ月かかる見通しだ。最初に実際の作業を検討するプロセスがあり、その後で各国の標準化組織による検討と評価の作業に5カ月を要し、さらに最終的な発行のための期間が必要だという。

原文へのリンク

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