日立コンサルティング、「Siebel CRM On Demand」を採用

日立コンサルティングが、SaaS型の「Siebel CRM On Demand」を採用したことを明らかにした。グローバル標準のプロセスモデルを備え、短期かつ低コストで導入できるのが決め手となった。

» 2006年12月25日 15時25分 公開
[ITmedia]

 日立コンサルティングは12月25日、「Siebel CRM On Demand」を採用した営業支援システムを稼動開始したことを明らかにした。Siebel CRM On DemandはインターネットブラウザからアクセスできるSaaS(Software as a Service)型CRM製品。同社では、Siebel CRM On Demandがグローバル標準のプロセスモデルを備え、短期かつ低コストで導入できる点を高く評価したという。

 同社は、日立グループにおけるコンサルティングの中核会社として2006年4月に再スタートを切ったばかり。日本発日本型のグローバルコンサルティング会社として、ビジネスコンサルティングからシステムインテグレーションまでを一貫して提供している。現在の社員数は400人だが、2008年には1000人規模まで事業拡大を計画しており、新営業支援システムとして「Siebel CRM On Demand」を導入した。提案システム内容、進ちょく状況、受注見込みおよび確定金額などの案件管理に活用しているという。同社では、サービスの戦略的提案や顧客への受注活動の迅速化などの改善や効果を期待しており、いずれは日立グループへの展開も検討しているという。

 なお、日立コンサルティングは、2006年8月に「Oracle Applications」の「Oracle Partner Network」パートナーとなり、同関連事業を強化している。中でもSiebel CRM On Demandの導入実績やノウハウを生かして、CRMビジネスの拡大を目指しているという。

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

注目のテーマ