リアルコム、ECMプラットフォーム「EnterpriseSuite/HAKONE」の可用性を強化

ナレッジマネジメントのパッケージソフトウェアとコンサルティングを提供するリアルコムが主力製品をバージョンアップし、可用性を向上させる。

» 2006年12月26日 15時25分 公開
[ITmedia]

 リアルコムは12月26日、エンタープライズコンテントマネジメントプラットフォーム、「REALCOM KnowledgeMarket EnterpriseSuite V3.6」、および「HAKONE for Notes V3.6」を発表、来年1月9日に出荷することを明らかにした。

 HAKONEは、Notesの情報共有DBに対して活動履歴追跡やKnow-Whoアドレスブック機能などを提供することで、情報の質を継続的に高めていく製品。また、HAKONEの構成要素でもあるKnowledgeMarket EnterpriseSuiteは、Notes連携を必要としない企業においてもエンタープライズコンテントマネジメントプラットフォームとして活用できるもの。ナレッジマネジメントのパッケージソフトウェアとコンサルティングを提供するリアルコムの主力製品だ。

 今回のリリースでは、両製品の基盤を統合し、バージョンナンバーもそろえたほか、IBM OmniFind検索エンジンやWebSphere Application Server Network Deploymentへの対応も果たした。このNetwork Deployment版は、Webシステムの各コンポーネントを二重化して高い可用性を実現するもの。日本アイ・ビー・エムでISV&デベロッパー事業推進部長を務める古長由里子氏は、「安定性を求める大規模ユーザーのニーズに合ったソリューションが提供できる」と話す。

 価格は、REALCOM KnowledgeMarket EnterpriseSuite V3.6(500名)がフルモジュールで860万円から、REALCOM HAKONE for Notes V3.6(500名)は最小構成で790万円からとなっている。

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