CRM(顧客関係管理)を利用している企業に欠けているもの。それは、統合された顧客像である。関連する情報を統合し、単一の顧客ビューをつかむために必要なソリューションはどのようなものだろうか。
顧客情報の管理が重要なことは、どのような企業でも認識している。実際にCRMを導入し、キャンペーンなどに役立てている企業も多いだろう。しかし、よほど入念にデータ管理を行わなければ、顧客満足度を下げてしまうことがある。例えば、先月購入した商品に関する割引セールの案内が送られてきたら、受け取った顧客は自分が重要顧客として扱われていないと思うことだろう。これは著しく顧客満足度を下げる結果になる。
では、顧客満足度を上げ、業績に結び付けるにはどのようにすればよいのだろうか。CRM製品そのものは有用性が高いが、問題なのは顧客データが社内に分散している点にある。各部署および各サブシステムに存在する顧客データを統合した顧客情報基盤の構築が必要なのだ。具体的には、取引データなどを収めたトランザクションデータベース、顧客データベース、レガシーデータベースなどを統合しなければならない。
ここでは、顧客データ管理(Customer Data Management)を実現するソリューションについて、日本オラクルが解説する。
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