JCS、NASヘッドとRAIDユニット一体のネットワークストレージを発売

JCSは1月19日、NASヘッドとRAIDユニットを一体化させたネットワークストレージの販売を開始した。

» 2007年01月20日 12時35分 公開
[ITmedia]

 日本コンピューティングシステム(JCS)は1月19日、NASヘッドとRAIDユニットを一体化させたネットワークストレージの販売を開始した。

Type VCNP-3U 3Uラックマウント型16ベイモデルの「Type VCNP-3U」

 NASヘッド部にはIntel Xeon 5300/5100/3000シリーズのほか、Intel Core2 Duo、AMD Opteronを搭載したモデルを用意し、用途に合わせて選択できる。OSには「Windows Storage Server 2003 R2」を採用し、NASとしての活用だけでなく、標準構成のままIP-SAN(iSCSI)への接続が可能だ。ファイバチャネルのHBAを追加すれば、FC-SANにも対応できる。

 RAIDユニットでは、RAID0/1/0+1/3/5/6、JBOD(Just Bunch Of Disks)といったRAIDレベルに対応。システム稼働中にHDDを交換できるホットスワップ機能、交換後のシステム自動再構築のオートリビルド機能、スペアディスク設定機能などを備え、ディスク障害時における連続稼働を可能にしている。Type VCNP-3U ではRAIDユニットを追加すれば、最大150Tバイト以上に容量を拡張できるという。

 3Uラックマウント型の16ベイモデルの「Type VCNP-3U」のほか、2Uラックマウント型12ベイモデルの「Type VCNP-2U」、8ベイモデルの「Type VCNP-2UE」の3機種をラインアップした。Type VCNP-3U では、RAIDユニットを追加することで最大150Tバイト以上に容量拡張できるという。

 価格は、例えばXeon 3.0GHz1基、250GバイトのHDD16基を搭載したVCNPA250016-3Uは、135万4500円となる。

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